英語を学ぶ上で避けて通れないのが、英文法です。
英文法の種類やルールってたくさんあってなかなか頭に入らないんですよね。
私も当初は「現在形と現在完了って同じっしょ。」と思っていたり、大変苦労しました。
でも「単語だけで会話するのは、超絶カッコ悪い!モテない!」と思ったので、私は英語の専門学校に通い、英文法の基礎から学び直しました。
そして卒業後も参考書を使いながら、勉強し続けていました。
その長い歴史から学んだ話すための英文法を身につける方法について解説します。
- 英語を話すことを目的とした英文法を学びたい
- 効率的な独学方法を知りたい
- 英文法のおすすめの参考書、問題集を知りたい
こんな悩みをお持ちのあなたへ向けてこの記事を書きます。
参考にしてもらえると嬉しいです。
英文法ってなんで頭に入ってこないの?
そもそもなぜ英文法は頭に入りにくいのか?
そして、なぜ英文法を駆使して上手く話せないのか?ということですよね。
英文法が頭に入らない人の特徴を考えてみましょう。
そしてそうならないために対策を練らねばなりませんね。
目的を明確にしていない
そもそも、あなたが英文法を学ぶ目的は何ですか?
この問いにすぐ答えられますか?
目的はつまづいた時や挫折寸前の時に、自分を奮い立たせてくれます。
どうなりたいかを想像することで、集中力を取り戻すことができます。
私の場合でしたら、
- バーカウンターで隣に座っている外国人の女の子をかっこよく口説くため
- 外国人の彼女とコーヒーを飲みながら、カフェでクスクス笑いながら会話するため
という妄想が目的になっています。
なので、
- 発音をカッコ良く、セクシーな英語でお洒落な英会話のできる男
- 軽いジョークや過去の大失敗を面白おかしく英語で話せる男
こんな男になりたいという目的で英会話を勉強してきました。
経験則ですが、このように具体的な理想像を思い描くことで「もう少し頑張ろう!」と思えるわけです。
目的・目標を明確化して取り組むようにしましょう。
学生時代のように書きながら覚えている
もう一つは、非効率的かつ挫折しやすいやり方で勉強している点が考えられます。
私を含め日本人の多くは、英文法の授業で静かに板書し、勉強していましたよね。
今でも同じやり方で問題集の穴埋めなどやっていませんか?
社会人になったら、いや、学生でも、机に座って勉強なんてつまらないですよね。
非効率で成果も乏しい、そしてつまらない勉強なんぞ続くはずもありません。
挫折して途中で辞めてしまっては意味がありません。
英語は継続的に学習することが大切なのです。
英語学習において、座る・書くは速攻で辞め、立つ・話すを中心に学習しましょう!
これは眠くなる・つまらない・挫折しやすいを避けるコツです。
そして英語学習のどの分野でも、一番大切なことです。
声に出していこう!
完璧主義からの卒業
- 「このパート覚えなければ次へ進まない!」
- 「ページの最後の最後まで完璧に覚えなきゃダメだ!」
このような完璧主義的考えは今すぐ捨ててください。
もちろん理解することは大切ですが、何度も繰り返し練習することも大切です。
英文法は繰り返し自分で英作文することが一番効果的な方法です。
1つの英文法(または例文)に固執して時間を浪費するべきではありません。
英作文が間違っていても、分からない部分を無視しても自分を許してあげましょう。
分からない部分は使う機会が少ない稀なものかもしれません!
分からない部分は繰り返しているうちに理解できるかもしれません!
とにかく繰り返しアウトプット(英作文)することで頭に英文法を定着させるのです。
英文法を学ぶ具体的な方法
大切なのは、インプットした知識をアウトプットすることです。
まず参考書を読もう
まず、参考書を読んで英文法を理解しましょう。
英文法は、
- 英単語の順番(各品詞の役割)
- 時制による動詞の変化(過去・現在・未来)
を把握することに他なりません。
一気に全てを読む必要はないです。
各章ごと、パートごとに読んでみましょう。
この段階で、英単語の順番の法則や変化を完璧に覚える必要は無いです。
参考書に書いてある例文の構造を理解することに重点を置いて読んでください。
英作文をする(大事!)
参考書を読んでざっくり理解できたら、自分で英文を作りましょう。
英文法に限らず英語全般に関して話すことを前提に学ぶべきだと考えます。
リスニングやリーディングは資格習得には有効で、問題を解くだけで良かったです。
しかし、実際社会に出て海外業務に携わると、ライティングやスピーキングのスキルの方が圧倒的に必要でした。
流れとして、
- 解き終わった問題集を参考に英作文する
- 参考書の例文を見ながら、英作文する
- 作った英文をできれば英会話や学校の先生に確認してもらう
このように英作文することが一番の英文法マスターへの近道です。
英文法を勉強する上での注意点
英文法を効率的にマスターするために注意することを3点ご説明します。
絶対音読!
参考書を読むとき・英作文するとき、絶対に音読してください。
音読する理由は、もちろん話す練習になるからです。
加えて単語の位置を癖づかせることに繋がります。
例えば「I’ve been to Tokyo」を読んで癖づかせることで
現在完了形の順序(haveの位置)を自然に口から出せるようになります。
単語の順番を思い出しやすくなります。
色んな英文をたくさん作る!
初めは例文の単語を変えるだけでもOKです。
徐々に英単語や熟語の引き出しが増えていきます。
それに合わせて思いつくだけ英文を作りましょう。
私が今やっている方法は英会話の先生に英単語を何個か言ってもらい、それを使った英文を作り、確認してもらっています。
英作文すればするだけスムーズに口から英語が出てきます。
間違える→訂正(できれば)
作った英文は英会話や学校の先生に確認してもらえばベスト!
間違えた部分を参考書に書き込み、次英作する時に参考にします。
何周もすれば英文がすらすら口から出てくるようになります。
そのレベルに達したらどんどん英語を話にいきましょう。
基本的ですが、話す→間違う→直す→話す このプロセスを大切にして鍛えていきましょう。
英文法学習にオススメの参考書2選
英文法の参考書オススメ2選を紹介します。
2冊のうちどちらかあれば十分です。
ちなみに私はForestを愛用していましたよ。(今でも)
Evergreen(Forest)
高校生から「Forest」として出会い今も分からない文法にぶちあたったときに大活躍です。
現在は「総合英語 Evergreen」に変わっているみたいです。
YouTubeに解説動画も載せています。太っ腹ですね。
一億人の英文法
英文法の辞書です。
海外留学に行く友達が愛用していました。
ネイティブが英単語や英文法を使うときにどのような意識なのかを徹底解説しています。
まとめ:英作文は本当にオススメ
私個人、もう少し早くこの方法に辿り着きたかったと後悔しています。
もちろん英作文という勉強方法については認識していたのですが、いざやってみると、自分の中から英語を生み出すのに案外時間がかかって断念しました。
最初は英作文することに時間がかかってストレスに感じるかもしれません。
しかし、本当に効果絶大ですので、参考書を買って英作文を試してみてください!
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