TOEICを受験してから約2年で860点へ到達できました。
しかし、もっとポイントを絞って集中的にやれば、もっと短期間で達成できたと思います。
特に600〜700点は今回の記事を読んで、2〜3ヶ月続ければ簡単に超えれる点数だと思います。
ぜひ参考にしてみてください!
中学時代・・・TOEIC0点
中学生の頃は学校と塾の教材を解いてテストに向けて勉強していたと思います。
発音、スピーキングとかも気にせず、とにかく問題集を解くというものでした。
本当に義務教育は無駄だったなと思いますね。今は少しでも変わっていることを願います。
文法で”I”の次に”動詞”がくる程度の理解でした。
特に英語が好きとかでもなく、普通の中学生でした。
高専時代・・・TOEIC305点、360点、315点
高専時代にTOEICを3回受験していました。
英語に目覚めはじめた頃にちょうど学校から強制的に受けさせられたと思います。
高専では基本理数(特に化学)中心の授業でしたので、英語は教科書を読んで訳す程度でした。
この頃ミュージカル映画”HAIRSPRAY”や”High School Musical the movie”にどハマりしていたと思います。DVDとCDを揃えてずっと聴いたり口ずさんだりしていました。
専門学校時代1年目・・・TOEIC480〜750点
英語の専門学校1年目の伸び率は半端なかったです。
4月の入学から1ヶ月ごとに100点ずつ上がっていき、7月には750点に到達していました。
4月から日課にしていたこと
- 発音のマスター
- DUO3.0を毎日
- TOEIC公式問題集
- 学校の授業、宿題
発音のマスター
英語の発音は当初から絶対にマスターしたいと思っていました。なんせ日本人のカタカナ発音をくそカッコ悪い。中学、高専の英語教師の発音を今聞くと、むず痒くなりそう、てか聞けない。そして洋楽をカッコよく歌いたいとずっと想っていました。
あとで気づきましたが、発音はスピーキングだけでなく、リスニングにも効果がありました。
- 単語の違いを理解(carveやcurveとか)
- アクセント(母音を強く読むんだな〜とか)
- イントネーション(文の中のアクセントみたいなものか)
- 音のつながり(文内で単語どうしがくっついて読まれるのか)
発音の練習は専門学校の教材として提供された「やさしい英語の発音」(アメリカ英語)を聞いて読むを繰り返しました。1日10ページずつぐらいを聞いて読んでいたかな。今でもこれはやっていてよかったなと思います。
しかし、専門時代のある時期、ハリーポッターにどハマりしてしまい、イギリス英語の発音の本を購入してある期間ずっとやっていたこともありました。私はどちらの発音にもカッコいい部分があり、どちらかを選べませんでした。どっちでもいい、その時にカッコいいと思ったほうを発音しろ、と自分の中で決断し、結局ほぼアメリカ英語ですが、単語によってはイギリス英語が出てきます。今はあまり意識していませんし、オンライン英会話をしていても伝わっているようなので、混在してても良しとしています。
DUO3.0を毎日
DUO3.0(以後デュオ様と呼称)には本当にお世話になりました。今でも思い出として大切に保管してあります。入学時に英語の勉強について調べた時にデュオ様が一番良いという結論に至り購入することにしました。また大学受験をしていた友達も使っていたことも一つの理由でした。今ネットで単語帳と調べても相変わらず重宝されているようですね。
「やさしい英語の発音」と併用してデュオ様を使っていました。
私がデュオ様を好きな理由:調べなくていいから
セクションごとに約10の英文があり、その中にある重要な英単語に関する情報は全て記載されています。発音も発音記号とカタカナ発音が書いてあるし、類義語や複数の意味もしっかり含まれています。スマホや辞書で調べなくて良いので好きでした。
使い方↓
まずは発音、意味を確認します。特に発音で舌を巻く記号や舌を歯につけるやつは例文に書き込み、またアクセント(強調する部分)にダッシュマークをつけて、注意して読むようにしていました。
こんな感じでした。。。
2〜3周読んだら、あとはひたすら音読⇄シャドーイングを繰り返していました。
他に授業やTOEICの過去問など複数の要因がありますが、デュオ様とのお付き合いがかなり効果的であったと自負しています。
TOEIC公式問題集、学校の授業
どの資格試験でも大事なのが、過去問を解くことだと思います。まずは問題形式、問題の内容、レベルを把握しなくてはなりません。TOEICには過去問は無いのですが、現在で7冊(No.7)まで出版されています。当時は今形式になる前のもので、2冊ほど公式問題集を購入し、繰り返し解いていました。
学校の授業では大まかに半分外国人の先生との英会話、もう半分は日本人の先生と文法や単語、洋楽を聞くとか、Youtubeを見るとかでした。文法はやはり日本人の先生と学べてよかったと思っています。当時の英語能力で外国人の先生から文法を喋られてもチンプンカンプンだったでしょうから。特に現在完了形は中学、高校で全く理解できなかったので、マスターできてよかったです。
専門学校時代2年目・・・TOEIC710〜860点
専門学校2年目になってからは、通訳科というものを専攻しました。通訳科でも最上位に進むことができたの嬉しかったですが、やはり厳しかったです。通訳は、英語を一文聞いた後、すぐに日本語訳を言わなければいけない過酷なものでした。毎日英語のニュースを聞いて、すぐに日本語で訳を言うを繰り返していました。1回だって完璧な回答をできた記憶はありません。今でも自信がないくらいです。緊張感も半端ないですしね。しかしリスニングの成果は絶大でした。TOEICリスニングパートほぼ満点の485点を叩き出しました。嬉しかった。
授業以外では通訳授業のオーディオをもらって家でシャドーイングを繰り返しました。2年目は就職活動や課外活動もあり、家では洋画を見るとか、シャドーイングするとかしかしていなかったと思います。シャドーイングの教材は周りの雑音が入っていないもの、そして発音が綺麗な(自分がカッコいいと思う)ものを使っていました。スピードはナチュラルで、長さは1分くらいだったと思います。シャドーイングは自分の発音に影響大だと考えており、また継続的に行うには短く発音の綺麗な教材を使うようにしていました。
今思えば、もう少しTOEICだけでなく、エッセイやスピーキングなどのアウトプット、それをするための知識にも力を注ぎたかったなと思います。
就職してから現在まで・・・TOEIC920点
つい先日約10年ぶりにTOEICを受験して920点に到達しました!
就職してからはTOEICを全く受験しませんでしたし、英語の勉強もやる気があるときにやる程度で、ほぼ給料を使ってENJOYするのに忙しかったです。学生時代に860点を取ったことで満足していましたし、仕事に集中しようとしていたこともあり、英語から遠ざかっていましたね。約10年の間やっていたことといえば、シェーン英会話、DMM英会話、海外旅行ですかね。シェーンはイギリス英語を学び且つ英語力をキープしたいと思ってやっていましたが、1年も経たずに辞めました。DMMは2〜3年。海外旅行はコロナ前はよく行っていました。しかし、これらのことがあまり意味があったのか、正直不明です。気分の赴くまま、不定期にやっていましたから。
コロナになって副業をしたいと志したとき、英語の資格がTOEIC860点だと心許ないなと思い、TOEIC900点以上と英検1級を2021年から目指し始めました。TOEIC900点を目指すと決めてからの2ヶ月は久しぶりに気合を入れて勉強していました。
TOEIC900点へ向けて取り組んだこと
- 英検1級 でる順パス単(英検1級も同じ時期に受けるつもりだったので)
- TOEIC新公式問題集
- TOEIC L&Rテスト精選模試
- mikan
TOEICの試験が新形式になってレベルが上がった気がします。パス単の単語もTOEICに使われていたりしたので、意外と役立ったなと正直驚きました。また、リスニング写真問題が減っていてショックでした。楽に点数が稼げるところでしたから。
今回私が集中したのは、新形式に慣れることと基礎より問題をたくさん解くことです。またmikanは会社の休み時間にパス単の定着のために使ったり、TOEICでよく出るやつをやったりしていました。そして860点の時、リーディングが400点到達しておらず、いつも最後までいけずにいたので、特にリーディングに力を入れて早く読めるように意識していました。
TOEIC L&Rテスト精選模試は実際の試験より少し難しめだったと思います。リーディングの引っ掛けや文法でもよく間違えていました。2〜3周くり返したと思います。
このようにしてなんとか920点までいけました。長かった。
まとめ・・・TOEICで高得点を出す方法
私の経験から、TOEICで高得点を取るには、下記のことが必要だと言えます。
- 発音のマスター
- デュオ様の音読、シャドーイング
- TOEIC公式問題集等の問題集
- 文法の理解
1〜3(1人でできる)を毎日2〜3ヶ月続けていれば700点は超えます。文法は義務教育の知識とデュオ様で大体わかるようになるし、単語を覚える方が重要です。
文法を理解する時は、参考書だけでは難しいかもしれません。やはり詳しい人に聞くのが手っ取り早いと思います。いろんなネット記事や例文を見て理解できることもあるかもですが、調べるのに時間がかかります。
700点を超えたら、そこからは問題を解く量だと思います。たくさんやりまくりましょう。
点数が伸び悩んだり、モチベーションの維持にも苦労すると思いますが、目的(自分がどうなりたいか)を思い出して気合を入れ直しましょう。
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