ネイティブの教材の中にデイリーニュースというものがあります。
私はオンライン英会話を始めて3年が経ちましたが、デイリーニュースにはとてもお世話になっています。
今回の記事は、
- この教材ってどんなものなの?
- デイリーニュースはどういう人向けなの?
- どうやってディリーニュースを活用すれば効果的なのか?
このような疑問をお持ちのあなたへ向けて書いています。
まだディリーニュースを試したことが無い人、これからやる人は読んで、効果的な方法で取り組んでみてください。
今回はネイティブキャンプのデイリニュースを使用しています。
デイリーニュースとは?
デイリーニュースとは名前の通り、世界中の出来事やニュースを題材にした英語学習教材です。
デイリーニュースの内容
要はニュースです。
日本や世界で起きた様々な出来事や研究などトピックを英語で記事にしたものです。
ディリーニュースのカテゴリの種類も豊富です。
- ビジネス/経済
- 科学/テクノロジー
- 生活/エンターテイメント
- 健康
- スポーツ
- アート
- 旅行
- 世界
- アジア
生活/エンターテイメントから記事例を載せています。
出典元:Native Campのデイリーニュース【The Rise of ‘Sad Desk Salads’ in New York City Offices】より
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デイリーニュースの流れ
- 単語学習(Words and Phrases)
- 記事の内容理解(Comprehension)
- ディスカッション(Discussion)
上記3つのパートを講師と一緒に学習して行きます。
1・2はインプットです。
新しい単語を学び、記事の知識や英文を理解します。
3はアウトプットです。
学んだ単語や記事の内容をふまえて、自分の意見を述べます。
デイリーニュースのメリット・デメリット
次にデイリーニュースはどんな人に向いているのか?をメリット・デメリット見ながら、解説します。
結論から言うと、初心者向きでは無いです。
ある程度、英単語や文法を理解している人がやるほうが効率的だと思います。
デイリーニュースのメリット
いろいろなカテゴリーの記事に触れることでたくさんの単語を知ることができ、ディスカッションで意見を述べる練習もできます。
また、毎日新しい記事が更新され、実際の出来事や研究など取り扱っているので、英語がある程度できる人は知識面で学ぶことも多いです。
単語力や長文読解、ディスカッションなどスキルを網羅的に鍛えられる!
毎日新しい単語や記事にであることで、単語力や長文読解力を養うことができます。
CNNやBBCなど実際のニュース記事に比べて内容が短いので、取り組みやすいです。
ディスカッションパートで、自分の意見を述べる練習、つまりスピーキング力を鍛えられます。
またディスカッションで、学んだ単語やフレーズを使うことで、早速単語を使いこなす練習ができます。
知識や知恵をたくさんインプットできる!
世界中のニュースを読むことができます。
最新の科学やテクノロジーから身近な生活の知恵袋的な内容までさまざまな知識に触れることができます。
本当に勉強になります。
毎日AM11時に新しい記事が更新されるので、飽きることも少ないでしょう。
デイリーニュースのデメリット
時間配分には注意が必要です。
講師と話が盛り上がったりすると、最後のディスカッションまで辿り着かず、不完全燃焼で終わるかもしれません。
また記事を理解できる程度の英語力が無いと、楽しめないかもしれません。
インプットだけで終わることがある
前半は単語学習、その後記事の音声を聞いたり、読んだりします。
ディスカッションまでは、ほぼインプットの時間となります。
単語や記事のパートで、盛り上がってしまうと、記事唯一のアウトプット機会であるディスカッションに割く時間が少なくなります。
過去にはディスカッションの時間が全く取れなかったときもありました。
せっかく相手がいる、英会話ができる環境があるのです。
自分が話すこと(アウトプット)を中心にした授業にしたいですよね。
なので、時間配分には注意が必要です。
インプットとアウトプットの比率は同じくらいにしたいですね。
初心者には向かない(難易度高め)
英文がドカーンとそそり立ちます。
初心者の方には、知らない単語がたくさんあって大変かもしれません。
もちろんレッスン前に予習すれば良いのですが、記事のほぼ全てが分からない単語、文法だった場合、少し億劫になりますよね。
ある程度の単語力と文法を理解していた方が楽です。
なので、初心者にはあまりオススメはしていません。
途中で挫折してしまう可能性があるからです。
ネイティブキャンプの教材レベル(1〜10)もレベル3以上の人が推奨されています。
少し基礎的な英単語と文法を学んでから、臨みましょう!
デイリーニュースの効果的な使い方とは?
最後にデイリーニュースの効果的な使い方について紹介します。
英会話レッスンなので、できる限りあなたが話す機会を増やすようにしましょう。
予習しよう!
予習しておくと、無駄な質問を減らすことができます。
単語や英文の意味を質問するのは自分で調べても分からないものだけにしましょう。
あまりに多くの単語や英文の質問に時間を取られてしまうと、他のパートへ行けずに終わってしまいます。
予習と言っても、5〜10分程度で十分だと思います。
- 事前に新しい単語の発音や意味を確認しておく
- 記事を読んで意味が理解できたか?確認しておく
- 分からないことを調べておく
- (できたら)ディスカッション用の意見も日本語で良いので考えておく
上記全てをやる必要は無いです。
「一通り軽く読む」という感じで、気軽にやりましょう。
この予習で分からないことがあれば、講師に聞いてみましょう。
もしくは1トピックにつき2回レッスンを受けるのもアリだと思います。
- 1回目は予習(インプット中心)
- 2回目はディスカッションまで(アウトプット中心を意識)
レッスン受け放題ということを有効活用です!
(ネイティブキャンプは月額6,480円でレッスンが24時間受け放題!)
英作文の機会を増やす
私は一番最初の単語学習は必ず予習をし、発音と意味を理解してからレッスンを受けます。
そして、レッスンではその単語を使って英作文をさせてくれとお願いしています。
例えば、レッスンを始める前…
【講師】
You chose “Daily News”. Is that correct?
教材はデイリーニュースですね?
Are you ready?
準備は良いですか?
【私】
Yes.
はい。(デイリーニュースで合っています。)
But before we start the lesson, could you do me a favor?
ただ、レッスンを始める前に私のお願いを聞いてもらえませんか?
In the “Words and Phrases” part, I want to make sentences with new vocabulary.
単語学習のパートで、新しい単語を使って英作文がしたいです。
Because I want to improve my speaking skill.
なぜなら、スピーキング力を向上させたいからです。
Sure!
もちろん!
Plus, I want to skip listening to the audio and reading the meaning and example sentences.
そしてオーディオや意味・例文の確認は飛ばしたいです。
I just want to make sentences in this part.
このパートでは、英作文だけできれば良いです。
I want you to correct mistakes on my sentences.
そしてその英文を校正してくれれば助かります。
Sorry for asking too much but is it OK for you?
いろいろお願いしてすみませんが、よろしいでしょうか?
No problem!
問題ないですよ。
Wow, you are an active learner. Very good.
主体的に学ぼうとしているのね。偉いね〜。
このようにお願いして私は、予習した単語を使って英作文しています。
ディスカッションに行かなかった場合、アウトプットの機会が無いかもしれないと不安に思い、ならば単語のパートでしっかり話す練習をしたいと思い、この方法を考案するに至りました。
最初はこのお願いを説明するのも一苦労でした。
当初は1単語につき3文くらい作っていたと思います。
単語も結局使えなければ意味が無いので、このやり方でずいぶんいろんな単語を話せるようになったと自負しています。
まとめ:アウトプットを増やすことを意識!
「アウトプット!アウトプット!」とかなりしつこかったですよね。
私はインプット中心の学習ばかりで、アウトプットを全くしてこなかったです。
そのために何年かかっても話せなかったのだと思っています。
結局話さなければ、話せるようにはならないのです。
なので、アウトプットがとても大切だと考えています。
デイリーニュースは、インプットも多めの教材なので、アウトプットの比率を増やせるように工夫するべきです。
慣れてきたらで構いませんので、デイリーニュースの内容をこの記事のようにあなた専用にカスタマイズして学習効率を上げていきましょう!
もし他の教材で効率的な方法を知りたいという方がいらっしゃいましたら、コメントいただければ、それ用の記事を書きたいと思います。
お気軽にお声がけくださいね!
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