今年もあと1ヶ月になりました。あっという間ですね。
突然ですが、私は以前からノマド生活を夢見ていました。
ブログを始めたのも、ノマドワーカーになるぞ!と思い立ったことがきっかけです。
しかし、最近はだんだんと現実的ではないな、と悟るようになりました。
元々ノマド生活を目指したのは、ブログなどをやりながら、海外を旅したいと考えていました。
しかし、ブログ収入が難しそうなので、海外への転職も視野に入れて将来を考えるようになりました。
その過程で、「海外転職の時、英語の資格は英検で大丈夫?」という疑問が湧きました。
- 「英検はあまり世界で知名度がないのでは?」
- 「世界で通用する英語の資格は何か?」
と考えていくうちに、IELTSという英国の資格にたどり着きました。
まあ、とりあえず受けてみることにしました。
本記事は、IELTSを初めて受験する前に私が調べたこと、受験して思ったことをベースにまとめましたので、ぜひ受験をご検討の方はご一読してみてください。
IELTSを受験する経緯
英検やTOEICを今まで受験してきたのは、自分の能力証明のためでした。
しかし、コロナウィルスによる外出制限で自分の将来のことを振り返る機会が増えました。
色々な本を読んだり、映画を観たりするたびに海外で働くことを思い描くようになりました。
本ブログを始めたのも、海外を旅しながら、ノマド生活を夢見たためです。
海外で働くことを視野に入れたとき、自分の資格を真剣に考え直しました。
TOEICは主に日本や韓国で有名な資格で、より国内企業向けに良い印象を与える気がします。
英検は日本の資格で、いくつかの海外の大学では英語の能力として受け入れられているものの、世界のなかで考えると少しマイナーです。
TOEICや英検は日本で主に通用する資格っぽい。
そこで、海外で通用する資格として思い浮かんだのが、TOEFLとIELTSでした。
TOEFLは留学生向けというか、内容がかなり学術的で難しそうでした。
実際にTOEFLを受けた友人から、TOEFLは海外の大学に行かないなら、(内容が一般的ではないから)受けない方が良いとも言われていました。
点数を取りやすい方はIELTSだ!と判断し、今回英検1級の勢いそのままに受験することにしました。
IELTS受験の決め手
受験の決め手はいくつかあります。(TOEFLとの比較)
国際通用性が高い
140ヵ国、合計10,000以上の機関が認定。アメリカやイギリスなどへの留学や研修の英語力証明をはじめ、イギリス、カナダ、オーストラリアなどへの海外移住申請に最適なテストです。また日本国内での入試でも採用が広がってきておりその通用性の高さを証明しております。
引用元:IELTSの特徴とメリット
上記の通り、140カ国の期間に認定されており、TOEFLに劣らず認知度は高いようです。
他の決め手・・・
- 試験時間が短い(IELTS約3時間 VS TOEFL約4.5時間)
- CD IELTSキャンペーン中だった(amazonギフト券5000円キャッシュバック!【2022年3月31日まで】)
- 試験問題の内容がTOFELより易しめ(実際に解きやすいと感じました)
IELTSの試験内容は2種類ある?
受験申し込みの前にもう一つ決めることがありました。
IELTSの試験内容には2種類ありました。
参考:IELTSには2種類ある!アカデミックとジェネラルの違いを徹底解説
アカデミック・モジュール・・・大学や大学院への留学希望者向け
主に大学や大学院への留学希望者が入学レベルに達しているか、を評価されるテストです。
試験の内容も大学の講義や論文などがメインになります。
問題を見た限り、全くついて行けないほどでも無いでしたが、この時点で私の目的である海外就職とは少し違うかなと思いました。
ジェネラル・モジュール・トレーニング・・・就職や移住を希望する人向け
ジェネラル・モジュール・トレーニング(以後、ジェネラルと呼称。)は主に、英語圏で就職や移住を希望する人がビザを申請する際の英語力を証明するためのテストです。
内容も職場や日常生活がメインになります。
問題を見てやはり親近感がある話題でありましたし、目的も一致するので、ジェネラルを受験することを即座に決めました。
CD IELTSとは?PCで受験する方法
私は”キャンペーン中”という言葉の誘惑に負け、何も考えずCD IELTSで受験することにしました。
CDとはComputer-Delivered、パソコンで受験する試験になります。
もちろん紙と鉛筆で受験することもできました。
実際受験してみてCDで良かったと思っています。
CD-IELTS受験のメリット
- 制限時間がパソコン画面上部に表示されているため、時計を確認する必要がない
- 画面表示を試験前に変更することができて、自分の見やすい設定ができる
- キャンペーンで、アマゾンギフトカードで¥5,000還元中
- 結果の受け取りが3〜5日後
IELTSの目標スコア7.0(ジェネラル)
目標とするスコアを決めるため、色々な評価基準から検討してみました。
①IELTSのバンドスコアの解釈についてをみてみると、6以上が有能や優秀と良い評価だということが分かります。
②日本人の平均スコアOverall Average:5.8(2019年テスト結果統計より)
- Reading ・・・5.6
- Listening・・・6.0
- Writing・・・・5.6
- Speaking・・・5.8
③文部科学省のHPに各資格・検定試験とCEFRとの対照表というものがあります。
英検1級はIELTSに換算すると、7.0以上となります。
④英国の大学で必要とされるIELTSスコアは最低6.0以上、6.5〜7.5推奨となっています。
①〜④を検討した結果、目指すスコアは7.0と設定しました。
IELTSの受験料は高い
今までTOEICや英検しか受けたことの無い私にとって、IELTSの受験料にはビビりました。
IELTSの受験料は¥25,380!!
TOFELは$230と同じくらいですが、英検1級は¥12,600、TOEIC¥7,810と比べると2倍以上です。
キャンペーンの値引きを加味しても、痛い出費に変わりはありません。
まあ、世界で英語力の証明になると納得しましたが、何度も簡単に受けられるものでは無いですね。
IELTS受験のまとめ
海外での英語力証明を考えると、やはりIELTSの認知度は魅力的です。
- 世界で認知度が高い
- 海外で働きたいと考え始めた
- 試験がTOEFLより易しそう
IELTSは今回私の目的として都合の良い資格でした。
値段は少し張りますが、英検の勉強方法がそのまま使える部分もありますので、少し楽できる気がします。
まずスコア7.0目指して気持ち新たに勉強頑張ります。
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